
2025.03.1
こんにちは。
JOY&LIFE Creation代表の松舘(まつだて)です。
前回の初ブログで、「JOYミュージックスクール」は、
マンションの1室、1つの防音室から始まった音楽教室である
というお話に触れました。
創業から3か月目には、1つの防音室では足りなくなり、
2つ目の防音室を購入しました。
やるべきことは山のようにあって、息つく暇もなく、
毎日深夜2時、3時まで仕事をしてから帰宅をし、
倒れ込むように寝て、また朝出かけるというような毎日でした。
どんなに忙しいときでも、レッスン室に入るときには毎回一呼吸を置いて、
「こちらの生徒さんを元気に、幸せにする」と決めてから、
レッスン室に入っていましたが、それは今でも続けている、
自分にとって大切なルーティンです。
その一呼吸を置かずに、バタバタとレッスン室に入ってしまった時には、
何となく流れ作業的な仕事になってしまった経験が何度かあり、
そういった時には、
お客様に大変申し訳ないレッスンになってしまった..と思ったものです。
たいていのことは自分が決めた時点で、実現すると思っています。
実現しないのは、やると決めていないから。
なので、私にとっては、何かを「決める」ことは、とても大事な工程です。
・人を幸せにすると決めること
・目の前の人と良い関係性を築こうと決めること
・***と決めること
後に、「やる」と決めることと同じくらい、
「やらない」と決めることの大切さも知りましたが…(笑)
よく「代表って大変じゃない?」とか「苦労話はある?」
と言っていただくことがあるのですが、
大変でもなければ、苦労だとも思ったことがあまりありません。
それはやはり「自分で決めたこと」だからだと思います。
もしこれまで自分がやってきたことが、
やらされるよう強制されたことであったならば、
苦行でしかなかったかもしれません。
しいていえばですが…
世のお母さま方であれば体験された方も少なくないのでは..と思うのですが、
唯一、自身の出産前後の時期は、
自分ではコントロールが難しい生理的現象や身体の変化がある中、
迫りくる仕事の締切に、ボロボロと涙を流しながら仕事をしていたのですが、
その時だけは、ほんの少しだけ、辛かったかもしれません..。
我が子の第1子出産直後には法人設立のリミットが迫っていたり、
第2子出産の前後は、ボイストレーニング本の執筆をしていたのですが、
いずれも弱音を吐こうものなら、「困ります!」
と叱咤激励をくださる方が周囲にいてくださったおかげで、
何とか乗りきることができました。
当時の私には「叱咤激励」が必要でしたが、
今の時代は「鼓舞激励」が良いとも聞きます。
叱咤激励=大声で叱るように励まし、奮い立たせること
鼓舞激励=大いに励まし、奮い立たせること
スクールのお客様(生徒様)や社員スタッフが、
やると決めたことに向かって歩み続けることが出来るよう、
励まし奮い立たせることができる、
いつもそんな応援者でありたいと思っています。
同様に、スクールのサービスを提供するスタッフや講師は、お客様の応援者。
サービスを提供する前には、ひと呼吸を置いて、
「こちらのお客様を幸せにする」と決めてから入ってもらうようにしています。
「誰かを幸せにしたい」と願うことは、
もしかしたら一方的でおこがましいことなのかもしれませんが、
そうした想いの重なりが、いつか本当になるのだと思っています。
誰でもできる、とても簡単なことですが、
このほんのひと呼吸の3秒があるのとないのとでは、
まったく異なるサービス内容になります。
ぜひ皆さまも、お試しください。
人生に喜びを..
JOY&LIEE Creation
代表取締役 松舘香代子